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墓参り
「お参りに来たか?」と聴かれたが、答えもしなかった。
「そうか今日は彼岸か」と思っただけだった。
柚子の剪定の仕事の後、
久しぶりに祖母の墓に参った。
小学校の時に亡くなった祖父の墓の横にある。
この中風やった爺さんと一緒にテレビを見ながら、
議員同士で掴み合いをする国会中継を見ながら、
「あんなアホな奴らが国の政を決めるのか」
と当時保育園児だった私にも嘆かわしかった。
そのせいだろうか、
知らす知らす、政治に関わろうとしている。
関わりたくないのに、放っておけない。
母が御大師様に行くとか言いよったので、
「多分トウヤなのだろう。
覗いてみるか」
と近くのお堂まで足を延ばした。
子供の頃遊んだ所だ。
久しぶりに行くと周りの木は切られ、
なんか小さくなったようだ。
誰もいない。
「ここではなかったのか」
母も誰も人は居なかった。
その裏の山に先祖の墓がある。
久しぶりに参ることにした。
荒れてはいない。
誰かがたまに掃除をするのだろう。
嘉永年間没の祖先がある。
それから先は坊さんの名前だ。
家は桓武天皇からの子孫で、このあたりでは代々坊さんだったらしい。
ふと、最近見た地球の歴史テレビ番組で、人類の子孫は何度かの地球規模での生物絶滅の危機を乗り越え、その度に飛躍的に進化を加速したことがオーバーラップした。
私は無宗教だが、
「先祖に感謝することはあっても良いな。」
とふと思った。
半世紀生きてきた今。
「さて具体的にどうするか?」
子孫を絶やさないようにする努力と、
どのような位置づけにしたものか・・・・
- at 17:12
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